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角田先生からのメッセージ

角田先生からのメッセージ

高見:最後に読者の皆様にメッセージをお願いします。

角田:何かあったときはとにかく一人で悩まないでほしいということを伝えたいです。
          特に若いときは若いときなりの色々な悩みがあると思うんです。でも一人で抱え込まないで、誰かに相談
          して欲しいんです。

高見:もう少し具体的に伺ってもいいですか?
  
 角田:私も思春期のときには自分の体のことについて一人で 悩んだことがあって、明るく生活できなかった            ことがあったimage29_.JPGんですね。
          でも自分自身が医者になってみて、「あの時に医者に相談
            していれば、もっと明るく過ごせたなぁ」と実感するんです。
     他にも20代、30代、40代と年を重ねていく過程に、「これっ
      てどうなのかしら」って悩むことがあったんです。
     私は医者ですから体のことは自分で解決できましたが、
     若いときに限らず、一人で悩まないで欲しいですね。
 
高見:それは裏を返せば、どんな悩みもどこかに解決策がありま
           すよということでしょうか?
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角田:悩むことを気持ちの問題、その人の捉え方次第と考えば
    究極的にはそうだと思います。
    でも実際問題として、解決できないこと、今現在、分からな
    いこともあるんです。

     だから、残念なんですけど、全部がその人の望むような 形     で解決できるわけではないんです。
          私の場合、父の死で実感したんですけど、今の医学でも分
       からないことはあるんですよ。
          でも、少なくとも今、何が分かっていて、何が分かっていないのかということは知ることが出来ますよね。

高見:例えば、体のことであれば、医師に相談すれば何がどこまで解決できるかということがはっきりすると?

角田:そうですね。年齢、またはその人の人生のステージによっても悩みは違うと思います。
         若い頃にはにきびのことや毛の多さ、脇などの体臭に関すること、中年期にはシミやシワ、老年期には
         皮膚のたるみや老人斑などが悩みとなるかと思いますが、医師に相談すればその解決の引き出しが
         多く、様々な選択肢がアドバイスできると思います。
  
高見:はい。
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角田:また、解決できないということを知ることも一つの解決になる
          と思うんです。だって今分からないことを悩んでもしょうがな

         いじゃないですか。
          「いま、分かっていることはこういったことなんだ」と知ること  

         だけで悩みを軽くしてくれると思うんですね。
          だから、一人で悩まずに、専門家であったり、人生の先輩や
          ご両親であったり、お友達でもいいから、誰かに相談して欲
          しいんです。

高見:なるほど。
         それに直接解決できない問題や今すぐ解決できないこともいつの間にか問題ですらなくなりますよね。
         たとえば、10代の頃の悩みが、30、40歳になってみると、その悩み自体、全然たいした問題ではなかっ
         たということは絶対にある。
         もっと言えば、今悩んでいることを無理に解決しようとしなくても半年で消えてしまうことだってあると思う
         んです。
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角田:そう。もしその悩みがたとえ解決できなかったとしても、
          誰かに相談することで、そんなに時間を待たなくても決して
          大きな問題じゃなかったということに気が付くこともあるんで
           すよって。
ですから、「一人で悩まないでください」って、
           お伝えしたいです。

高見:よく分かりました。本当によいお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。

角田:こちらこそありがとうございました。とても楽しい時間でした。

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これで角田先生との対談は終了となります。
角田先生には折に触れ、皮膚のこと、治療のことなどを教えていただいております。
大学の後輩の私に対して、どんなときでも私が恐縮してしまうほど、ていねいに接してくださります。
今回の対談の中で、そんな角田先生のお人柄が少しでもお伝えできればと思っています。
 


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