美容皮膚科と一般皮膚科の違い ~自由診療とは?~
美容皮膚科と一般皮膚科の違い ~自由診療とは?~
高見:そのあと、美容皮膚科の世界に飛び込まれたということですが、まず一般皮膚
科と美容皮膚科の違いに ついて教えていただけますか。
角田:基本的に一般皮膚科は主に保険診療で治せる病気の治療
をしています。
美容皮膚科の場合、病気というよりも美容的な側面の強い
美容皮膚科の場合、病気というよりも美容的な側面の強い
疾患を治療します。この場合、ほとんどが保険外診療になり
ます。
保険外診療の場合は、保険診療と違って各医院によって治療
保険外診療の場合は、保険診療と違って各医院によって治療
費が異なります。
もちろん、すべてがきっちり分かれているわけではなくて、一般にも美容にも共通する疾患もあります。
たとえば、ニキビのお話でご説明したとおり、治療方法や出せる薬が違うんです。
高見:なるほど。でも大学病院で13年も皮膚科診療に従事していた先生が、新たに美容に進むって珍しくない
ですか?
角田:そうですね。私くらいかもしれません。たいていは卒後数年で美容皮膚科のクリニックへ就職したり、
5~6年在籍して専門医をとったら、自分で一般皮膚科を開業される先生が多いですからね。
大学を辞めるとき、オーベン*に「角田、どうしたんだ、金儲けに走ったのか!」なんて言われま
大学を辞めるとき、オーベン*に「角田、どうしたんだ、金儲けに走ったのか!」なんて言われま
し た。(笑) (*オーベン:指導医のこと)
高見:それでも美容皮膚科にご興味をもたれた理由は?
角田:保険制度の中では、ある診断に対する治療内容と処方薬はほぼ決まっているんです。
ですから、それ以上の治療をしてあげたくてもできないんです。そこに私はずっと閉塞感を感じていたん
ですね。
高見:「この病名にはこの処置とこの薬」とパターンが決められているということですね。
そこに選択肢がほとんどない・・・。
角田:そうなんです。それでちょうどその頃、美容皮膚科というジャンルが台頭してきたんですよ。
90年代の終わりくらいで、私はまだ大学にいたんですけど、「こんなところにまだ私の知らない新しい
知識がたくさんあったんだ!」って。
たとえば、先ほどの「ビタミンC誘導体によるニキビ治療」についての発表とか・・・。
たとえば、先ほどの「ビタミンC誘導体によるニキビ治療」についての発表とか・・・。
高見:なるほど、それで新たに美容皮膚科にご興味を持たれたということですね。
でも美容皮膚科って、一般皮膚科診療をしていた先生にとっては、またゼロからのスタートという部分も
あったと思うのですが、不安のようなものはなかったんですか?
角田:いいえ、不安は全然。ワクワク感というか、楽しいという気持ちしかなかったですね。
専門医として臨床を続けてきたキャリアもありましたし・・。むしろ、自分の治療の世界がどんどん広がっていくことに
すごい喜びを感じていましたね、もちろんこれは今でもそうで
すけど。
高見:それで大学をお辞めになって、美容皮膚科クリニックで
勤務医として4年間働いたということですね。
角田:はい。でも週のうち半分は一般皮膚科でも働いていました。
高見:それはなぜですか。一般皮膚科の治療も忘れないため?
角田:もちろんそれもありますけど、私は皮膚科専門医として美容皮膚科をやりたかったんです。
つまり、一般皮膚科の延長上に美容皮膚科があるというか・・・・。
そもそも一般皮膚科の治療に保険では出来ない診療を取り入れることで選択肢を持たせたいと思ったん
です。
ですから、皮膚科医としての私の原点は、いつまでも一般皮膚科なんです。
ですから、皮膚科医としての私の原点は、いつまでも一般皮膚科なんです。
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