女性の育毛治療について(2)~女性の脱毛症について~
女性の脱毛症について
高見:ここでは女性の脱毛症について伺いたいのですが、先ず女性の脱毛症の特長については?

角田:男性の脱毛症の多くは額の生え際が後退していくのに対し
て、女性の脱毛症は、びまん性脱毛症といって頭頂部から
全体に髪が薄くなってくるんです。
高見:原因は?
角田:主にホルモンの影響が大きいですね。ですから閉経前後の
患者さんが多い病気なんです。
でも、最近は特に30代の患者さんが増えてきていると言う実感があります。
でも、最近は特に30代の患者さんが増えてきていると言う実感があります。
高見:女性の社会進出とともに、薄毛もだんだん低年齢化しているということですか?
角田:そう、ストレスや生活習慣の乱れが原因とされていますね。
高見:ずばり結論から伺いますが、これは治せるんでしょうか?
角田:はい。かなりの確率で改善できます。いまは本当にいい薬
が出ていますからね。
高見:どのような状態なら相談してくださいといった目安みたいな
ものってありますか?
角田:少しでも悩みがあったり、自覚症状がある場合は取りあえずご相談いただきたいですね。
高見:いい薬があるとおっしゃっていましたけど、爆笑問題がやっているテレビCMのお薬ですか?
角田:いいえ。それはプロペシアという薬なんですけど、あれは催奇形性と言って胎児に悪影響を与える
副作用があります。ですから、基本的に男性用の薬になります。特に妊娠の可能性がある女性には
絶対禁忌の薬になります。
高見:つまり妊婦の方はダメと言うこと?
角田:いいえ、妊婦の方だけではなく、未婚でも既婚でもこれから妊娠する可能性が少しでもある方には
処方しません。
高見:なるほど。それでは女性にはどのような薬を投薬するんですか?
角田:飲み薬としてはロニテンというミノキシジルが成分の薬を処方します。
外用剤としては、主にロゲインという育毛剤を出しています。
高見:ロゲインと言うと、薬局で販売されているリアップという薬と同じですか?

角田:成分は一緒ですが濃度が違います。
薬局でだれでも購入できる薬の場合はリスクを減らしていま
すから。
高見:リスクと言うと?
角田:2%の濃度のミノキシジル外用が女性の脱毛症では勧めら
れているのですが、それより濃度が高すぎるとかぶれてし
まったり、頭以外の部位に毛が生えてくる多毛症になるなどがあります。
薬局で購入できる薬は1%のミノキシジルで、効果は弱いものとなっています。
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