ニキビ治療について(5) ~ケミカルピーリング登場!!~
高見:ありがとうございます。(笑) さらにその後は?

角田:次に出てきたのがケミカルピーリングですね。
高見:これもどんな治療法なのか、簡単に教えてください。
角田:皮膚に化学薬品を塗ることで古くなった角質を剥がして、
主に新陳代謝を促進する治療法です。
きめやくすみの改善からしみ、にきび治療までさまざまな
きめやくすみの改善からしみ、にきび治療までさまざまな
症状に用いられています。
高見:ニキビの場合、ピーリングによって、毛穴のつまりを解消するわけですね。
角田:そうですね。もともと欧米で行われていた治療法なんですが、日本でも2000年くらいから徐々に脚光を
浴びてきたんです。でも、それと同時に医療機関以外、たとえばエステなどでも施術が行われて、トラブ
ルが多発したんです。
それで2001年に日本皮膚科学会からピーリング治療に関するガイドラインが出されたんです。
それで2001年に日本皮膚科学会からピーリング治療に関するガイドラインが出されたんです。
高見:トラブルから患者さんを守ることはもちろん、せっかくいい治療なのに、エステなどの誤った施術によって
誤解を与えて普及の妨げになってしまうことも防いだんですね。
角田:そうですね。それと同時に、私たち皮膚科医は、このガイドラインを「日本皮膚科学会が正式に
ケミカルピーリングを治療として認知した」というように受け止めたんです。

高見:なるほど。「海外から来た怪しげな治療じゃない」と、最高権
威の日本皮膚科学会が太鼓判を押したということにもなった
ということですね。
ピーリングの種類についてはどんなものがありますか?
角田:薬剤によるケミカルピーリングが主流なんですが、その中で
も良く行われていたのはグリコール酸ピーリングです。
次にサリチル酸マクロゴルピーリング、乳酸ピーリング、TCAピーリング(トリクロロ酢酸ピーリング)などが
次にサリチル酸マクロゴルピーリング、乳酸ピーリング、TCAピーリング(トリクロロ酢酸ピーリング)などが
出てきました。
それで現在は、患者さんの症状に合わせてさまざまに使い分けるようになっていますね。
それで現在は、患者さんの症状に合わせてさまざまに使い分けるようになっていますね。
高見:つまり、個々の患者さんに合わせて、濃度だけでなく、種類をも使い分けているということですね。
このピーリング治療が出て、いったんニキビ治療は定着しましたよね。ある意味確立されたと言うか・・・。

角田:はい。ケミカルピーリングとビタミンC誘導体ローションを
組み合わせた治療は、ニキビ治療のスタンダードになって
今も行われています。ピーリングによって、毛穴のつまりを
取るだけでなく、ビタミンCがより浸透しやすくなるんですね。
高見:ニキビに対する光線治療も出てきましたが・・・。
角田:2004年くらいに支持された治療法ですね。
これはアクネ菌の出す物質であるポルフィリンに特定の光を反応させて、アクネ菌を殺菌するという
治療法ですね。
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