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ニキビ治療について(4) ~ビタミンC誘導体登場!!~

ビタミンC誘導体の登場

高見:なるほど。でも、その後、ビタミンC誘導体の登場でいろいろと変ってきましたよね。
 

角田:はい、確か1997年にニキビ治療でたいへん高名な池野宏先生という先生が、“ニキビは活性酸素病だ”
         という発表をされたんです。
   そして、その活性酸素を除去する薬として、リン酸エステル型のビタミンC誘導体の効果を学会発表され
        ました。
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高見:ビタミンCにも色々な種類がありますけど、リン酸エステル型
   という種類のビタミンC誘導体が効果的ということですよね。

角田:そう。ビタミンC誘導体のローションを塗るだけで、肌にも 
      浸透して、ニキビも治してくれるということで、発表されていま
   した。

高見:当時、先生は大学病院にいらっしゃったと思うんですけど、大学の先生方の反応はどうだったんです
    か?

角田:まったく無視してました。(笑) 
   その発表自体、知らない先生もいらっしゃったと思います。

高見:「開業医レベルの・・・」という言葉もあるように、やはり大学の先生はどこか“自分たちの治療こそ最先端”
   という自負があるんでしょうか?ss-image62.jpg
   特に美容医療の世界では、開業医の治療の方が進んでいる
        ことも多いように思うんですが・・・。

角田:全員がそういう風に思っているわけではないと思いますよ。
   でも、私自身、そういった薬があるんだな、開業医の先生も
        頑張っていらっしゃるんだな、くらいにしか思っていなかった
        ですね。
 
高見:それで角田先生は実際に治療に使っていらっしゃったんで
        すか?
 
角田:使ってみたいとは思っていたんですけど。
    当時は私も大学病院の医師でしたので、ビタミンC誘導体をニキビの患者さんに出せる環境ではありませ
        んでしたし第一、大学のほかの先生は「なんだそれ?」って感じでしたからね。
    そういう意味でも、大学というより開業医の先生方が実際に結果を出して広まっていった治療薬だと
    思います。

高見:なるほど。でも今のニキビ治療の状況を考えると、完全にビタミンC誘導体がニキビの治療薬として
   広まっていると思いますけど・・・。

角田:そうですね。今もビタミンC誘導体への信頼性は高いですね。しっかりとエビデンスが取れていますし、
   やはり皮膚科での臨床実績も多く、治療薬として確立されていますからね。ニキビ治療以外にもシミや
   くすみ、毛穴、しわまで様々に使われていますね。

高見:なるほど。ここまでまとめますと、97年にビタミンC誘導体によるニキビ治療が発表された。
   そしてそれ以後、開業医の先生を中心としてどんどん普及していった。さらに多くの患者さんに使われて
   いく間に、ニキビ以外の毛穴やシミなどにも有効ということが分かっていったということでいいでしょうか。

角田:いいですね。分かりやすいと思います。(笑)
 
 
 
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